内 内反小趾とは

内反小趾とは

内反小趾とは、小指が親指側に曲がっている状態です。角度として10度以上曲がると内反小趾です(10度以上軽度・20度以上中程度・30度以上重度。親指が小指側に15度以上曲がっていると外反母趾)。

小指は左右のバランスと取るために、非常に重要な役目を担っていますが、小さな骨で形成させているので、靴や靴下ですぐに変形してしまいます。小指の付根が靴に当たって炎症を起こし、痛みを伴う場合もあります。

足裏には縦アーチ(外側・内側(土踏まず))と横アーチがあり、地面からの衝撃を吸収するバネの役目と、地面を蹴って前進する推進力を生み出します。

このアーチ(特に横アーチ)が崩れると足幅が広がって(開帳足・開張足)、小指が靴に当たって痛みを生じます

外反内反・浮指

 

内股、ガニ股、O脚の人は、外側に体重が掛かりやすく、小指側の足裏にタコが出来ています。痛みを生じた場合に削っても、しばらく経つと、またタコが厚くなります。足裏のタコは、小指側に必要以上に体重が掛かり、足の骨を守るために肥大する防御反応です。

足裏のバランスが整うと、タコは出来なくなり、内股、ガニ股、O脚も軽減します。小指の付根に体重が掛かり過ぎると、小指の腹が地面に着かず小指が機能しません(浮指)

内反小趾のチェック方法

内反小趾 のチェック法画像

・足の外側(小指側)に定規(ペンなどでも可)を当てる。
・定規に対して小指が親指側に10度以上傾いていると、内反小趾の疑いがあります。
・小指が定規に沿っている状態が理想です。

鍼灸整骨院レメディ