開張足・中足骨頭部痛 とは?

開張足・中足骨頭部痛 とは?

開張足 とは、足裏の横アーチが崩れた状態です。

通常、親指付け根から小指の付け根の足裏には横アーチがあり、歩行時の衝撃を吸収する役目があります。

この横アーチが崩れると、足幅が広がった開張足となります。

足裏は船底状の逆アーチを形成し、足裏の人差し指や中指の付け根部を叩きつけて歩くことで、さらに開張足が進行します。

開張足で歩行時に足裏への衝撃が繰り返されると、足裏の人差し指や中指の付け根部(中足骨頭部)に痛みを生じます(中足骨頭部痛)。
足裏の指の付け根に体重が過剰に掛かり、足の骨を守る為(防御反応)に皮膚が肥大し、タコや魚の目ができます。

痛みが生じた場合にタコを削っても、しばらく経つと、またタコは厚く成ります。過剰に当たることが原因なので、足裏のバランスが整うとタコや魚の目はできなくなります。

アーチ2

足裏は船底状の逆アーチを形成し、足裏の人差し指や中指の付け根部を叩きつけて歩くことで、さらに開張足が進行します。

開張足で歩行時に足裏への衝撃が繰り返されると、足裏の人差し指や中指の付け根部(中足骨頭部)に痛みを生じます(中足骨頭部痛)
足裏の指の付け根に体重が過剰に掛かり、足の骨を守る為(防御反応)に皮膚が肥大し、タコや魚の目ができます。

痛みが生じた場合にタコを削っても、しばらく経つと、またタコは厚く成ります。過剰に当たることが原因なので、足裏のバランスが整うとタコや魚の目はできなくなります。

開帳足9

『まさか自分の指が浮いてるなんて』と思われるでしょうが、女性の80%(小学生の60%)が足指が機能せずに浮いています(チエック方法は下記)。

浮指で足指の機能が低下する原因は、
・昔に比べて歩かなく成っている、
・素足で歩かなことによる足裏の刺激不足、
・靴の問題(指先が詰まった靴・ゆるい靴) などで

しっかり足指を機能させて正しい歩き方を身に着けると、足底筋膜炎の痛みは軽減します(病院でよくならないのは、足指を機能を改善した上で、正しい歩き方を指導しないからです)

浮指で足指の機能が低下(足裏は身体の土台)すると、足底筋膜炎の痛みとともに身体のバランスも崩れます。
その崩れたバランスを首・肩・背中・腰などで補うので、全身の筋肉に負担が掛かり、疲労感から慢性的な首肩こり・腰痛・膝痛・自律神経失調状態(冷え・むくみ・頭痛・便秘・下痢など)を引き起こします。

 

肩こり腰痛

なぜ? 開張足 になるのか? (原因)

・足裏の刺激不足(反射機能低下)
・不自然な歩き方
・窮屈な靴による圧迫(パンプス・ヒール・先の細い靴)
・ゆるい靴により、足が靴の中で動く
(ブーツ・サンダル・しっかり紐を結んでいないスニーカー)

これらの影響で、足指の筋力低下や機能低下が進行し、歩いている時や立っている時に、足指で地面を踏ん張ることが出来なくなっています(浮指)
本来使うべき足裏の筋肉が使えなくなり、アーチを形成すべき筋力低下により、足裏の指の付け根で歩く“ペンギン歩き”が、さらに開張足を進行させます。

開帳足10

足裏の横アーチがあれば、示指・中指の付け根部分は地面にそれ程接触しませんが(バネのように衝撃を吸収する構造)、横アーチが崩れるとその部分を叩きつけて歩くので、痛み中足骨頭部痛と共に骨を守る防御反応として、皮膚を厚くするタコや魚の目が生じます。

皮膚科などでタコや魚の目を取り除いても、横アーチの機能を改善しなければ、タコや魚の目は繰り返し発症します。

放置すると、外反母趾や内反小趾・ハンマートゥなど、他の足のトラブルを引き起こす可能性があります。

足の痛み

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