フィナステリド製剤(製品名:プロペシア)

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フィナステリドは男性型脱毛症(AGA)の抑制が目的で、毛乳頭の5α-リタクターゼⅡ型の作用を阻止して、ジヒドロテストステロン(DHT)を作らせないことで、脱毛抑制の効果を発揮する抗男性ホルモン薬です。

直接的な発毛には結び付きません

フィナステリドは、医師の処方箋がなければ購入出来ません(医師処方薬)。

※フィナステリドのように、ホルモンにかかわる薬品の場合は、一般医薬品として許可は下りにくい。 ミノキシジル(製品名:リアップ)は、医師の処方箋なしで、薬局などで買える一般用医薬品

フィナステリドを試したい人は、脱毛症外来のある病院やクリニックで診察を受け、男性型脱毛症と診断された場合に、20歳以上の男性であれば特別な検査なしでフィナステリドを処方してもらうことは可能です。

ただしQOL改善薬としての位置づけなので、健康保険の適応にはならず、診察、薬剤費ともに全額自費の診療となります。(QOL:Quality of Lifeの略で、『生活の質』という意味)

薬物療法は月3万円くらいかかり、始めたら止められません。

一般的にフィナステリドの使用を考えた場合、ハミルトン・ノーウッドの分類のうち

・ⅡからⅤまでの症状で、Ⅴの人はミノキシジルを併用。
・さらに進行したⅤa、Ⅵ、Ⅶの方には植毛術などほかの方法がお勧め。

具体的には、前頭部分と頭頂部の薄さが重なり合った頭髪(波平さん)のような方は、フィナステリドの効果はあまり期待できません。

男性型脱毛症(AGA)

フィナステリドは、基本的に頭頂部のほうがよく効果を発揮します。その意味では、日本人向きの薬と言えます。

フィナステリドのメカニズム

毛乳頭や皮質腺にある、男性ホルモンの効果をより引き上げるための還元酵素 5α-リタクターゼは、男性の前立腺や睾丸、ヒゲ、胸毛など、男性ホルモンによって発達する器官に多く存在していで、男性ホルモンのテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)という活性型の物質に変えてしまう性質をもっています。

この活性した男性ホルモンであるジヒドロデストステロンが、脱毛部位の男性ホルモンレセプターに取り込まれると、通常男性ホルモンではみられない過剰な反応が起こり、脱毛現象などが引き起こされます

この5α-リタクターゼの作用を阻止する抗男性ホルモン薬がフィナステリド(製品名:プロペシア)です。

フィィナステリドの効果でデヒドロテストステロンがつくられにくくなるため、男性型脱毛は抑制されることになります

フィナステリド製剤の発見

もとは前立腺肥大症の治療薬です。

フィナステリド製剤の効果

飲み始めて1年ぐらいは発毛数は増えるますが、その後の発毛数は徐々に減っていきます。

外見上は1年後より2年後、2年後より3年後のほうが髪が増えたと見えることが多いことから、発毛数が減っても髪が伸びるスピードが速まる、または、髪の毛が太くなる現象が起きていると思われます。

フィナステリドは、すべての男性型脱毛症に効果が現れるわけではありません

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フィナステリド製剤のデメリット

男性ホルモンを抑える薬というのは、カラダに色々なと副作用があり、全身的にどういう影響があるか、まだまだ分かりません。

男性ホルモンは色々な役目をもって分泌されており、それを止めたとしたら、たとえば精子を作る能力が落ちる可能性などがあります。

副作用は少ないとされながらも、

・胃部の不快感
・肝臓に負担をかける場合があるので。肝機能障害をもっている人は、服用の際は注意が必要。
・性欲減退、勃起不全、胸が肥大するなどの女性化。
・男子胎児が奇形(尿道下裂などの生殖器に異常)をもたらす可能性があるので、子供を作るときには断薬が必要。
・服用をやめてしまうと、脱毛は再び進行してしまうので、『もう脱毛しても良い』と、本人が思うまでやめられない薬。

1年間で見違えるほど効果がでたとしても、フィナステリドの服用をやめてしまえば、脱毛は再び進行してしまうので、『もう抜けてもきにしない』と本人が思うまでやめられない薬でもあるのです。

他の薬との飲み合わせで副作用が強くなったり、効き目が薄れることはないようです。

女性のフィナステリドの服用

フィナステリドは男性型脱毛症の治療薬なので、服用者は大人の男性に限られます。

しかし、女性も男性型脱毛症を発症しますが、フィナステリドは女性の脱毛症には使われていません。

フィナステリドは女性が服用するのはタブーとなっています

・ホルモンバランスが崩れる
・妊娠中や妊娠しているかのしれない女性が服用した場合、胎児の生殖器成長に異常をきたす恐れがあるため
・母乳を与えていり女性の服用は、乳幼児の成長に影響が発生する懸念があるため

フィナステリドは、割れた錠剤でさえ触れると皮膚から吸収されます。

遺伝子検査で事前に効果がわかる

フィナステリドは、投薬前の遺伝子検査で、フィナステリドの効果がある体質か(受容体の感受性が高いかとうか)を、ある程度調べることが可能です。また将来、自分が男性型脱毛症で薄毛になるかどうかも予測できます。

遺伝子検査

FT4・・・ 甲状腺ホルモン。多くても少なくても髪に影響。正常値0.88~1.88
血清テストステロン値・・・ 成人男性のテストステロン値は3.0~8.2
血中デヒドロテストステトロン値・・・ 20代男性1600~5650、30代では1450~4600、40代で660~3040

デヒドロテストステロン値は測定しても意味がない?・・・             傾向的に値が高い人はハゲやすい。プロペシアを投入した時の効果測定のため。

レセプターの感受性の問題のほうが重要だが、検査をして感受性が高ければ効きやすいが、効果には個人差がある

フィナステリド服用の注意点

成人男性のフィナステリド服用に関しては、1ミリグラム錠をつづけて飲んでいると、前立腺がほんのわずか小さくなることが確認されました。

これによって前立腺の機能に問題が起こることはありませんが、前立腺がんの腫瘍マーカー検査をした場合、値が正常値の半分程度になってしまいます

前立腺がんの腫瘍マーカー検査を受ける際は、フィナステリドを服用中であることをあらかじめ医師に伝える必要があります。

献血をする場合にも注意が必要です。フィナステリドの服用中の方は、1ヶ月間飲むのをやめてから献血してください。

これは妊娠の可能性がある女性にフィナステリドを含む血液が輸血されるのを防ぐためです

フィナステリドは世界反ドーピング機構が定める禁止薬物リストに登録されていました。フィナステリドが直接肉体機能に作用するわけではないのです。

これを飲むことで、筋肉増強や持久力アップなどにつながることもありません。

フィナステリドを服用すると、筋肉を増強させる薬物などを使用した形跡を消す効果が生じます。つまり、フィナステリドが禁止薬物にリストアップされていたのは、単に違法な筋肉増強剤を使った痕跡を消す働きがあるからなのです。

現在では、検査法が改善され、禁止薬物リストから外されました。

医療現場での使用

臨床試験の結果にもあるように、すべての男性型脱毛症患者さんに効果が現れるわけではありません。

医療現場では、フィナステリドで目に見える効果がでない場合には、直接患部につけて細胞活性や血行を促すミノキシジルと併用するなどの治療法が実施されています。

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